専門科目を勉強されている方は、11月の行政書士試験も受験されることをお勧めします。
20年弱公務員で勤務すると、行政書士資格が与えられる場合があります。
しかし、先の長い話なので公務員に合格したら、行政書士試験も受験しておくとよいでしょう。
また、2年生でこれから勉強される方も、11月の行政書士試験はよいペースメーカーになります。行政書士試験に合格すれば、4年生の面接の時にアピールになります。
行政書士の科目は、基礎法学、憲法、民法、行政法、会社法・商法、一般知識です。
会社法・商法は全部4にマークすればいいので、実質的な科目は少なくなります。一般知識も文章理解と時事、社会科学で対応可能です。
憲法、民法、行政法を公務員試験対策で勉強すれば、行政書士試験も回答できます。
行政書士は開業可能ですし、公務員試験のペースメーカーにもなるので、ぜひ受験して下さい。
【中島講師 プロフィール】
94年7月外務I種最終合格。国家I種経済職も1次合格していたが、外務I種合格により辞退。
外務省は4年勤務、アラビア語研修を命ぜられ、中近東第1課、エジプト大使館に勤務。諸事情により任期途中で日本に戻り人事課等に勤務。
2001年より公務員試験講師。延べ2400回の授業、24000人の学生に講義。
主な著作:「受験ジャーナル直前対策ブック 暗記科目の語呂合わせカード」、「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社)