「よい習慣とよい計画が合格につながる」~元公務員講師のコラム~

人間の行動のほとんどは習慣に基づくものです。
受験生の場合は、合格につながる行動を習慣化することが必要です。
毎日必ず勉強する、勉強の記録を付ける、ストップウォッチで勉強時間、演習時間を計測する、適度な休息時間を取って集中力を保つ等。

歯を磨いたり、お風呂に入ったりすることを疑問に思う人はほとんどいません。
歯磨きやお風呂は、生活の一部であり、毎日必ず行うものです。
勉強も、同じレベルで習慣にしましょう。

そして勉強とは、「何を勉強するか」という点もさることながら、「どう勉強するか」も重要です。
「何を勉強するか」は実務で言うところのサブで、「どう勉強するか」が同じくロジです。
勉強では、ロジも重要です。

勉強でのロジの意味は、段取りや手はずくらいの意味です。
いつまでにどの科目をどこまで勉強するか、講座をどう受講するか、面接対策はどう進めていくか等。
段取りや手はずをまとめて、よい計画を立てましょう。
試験までの日数とこなすべき過去問の数を数えて、過去問の数を日数で割りましょう。
1日当たりのこなすべき過去問の数が出てくるので、この数を目安に計画を立てましょう。

面接対策はしていますか。
日ごろから面接対策を進めておくことで、本試験の面接試験はずいぶん違ってきます。
できるだけ面接対策にも、時間を割きましょう。

 

【中島講師 プロフィール】
94年7月外務I種最終合格。国家I種経済職も1次合格していたが、外務I種合格により辞退。
外務省は4年勤務、アラビア語研修を命ぜられ、中近東第1課、エジプト大使館に勤務。諸事情により任期途中で日本に戻り人事課等に勤務。
2001年より公務員試験講師。延べ2400回の授業、24000人の学生に講義。
主な著作:「受験ジャーナル直前対策ブック 暗記科目の語呂合わせカード」、「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社)

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