「試験における3つの数字(時間、得点、金額)」~元公務員講師のコラム~

試験というのは、突き詰めると3つの数字で表すことが出来ます。
時間と得点と金額です。

試験とは、一言で言うと「時間を得点に変えること」です。公務員試験教養試験なら、制限時間120分を出題数50問中合格点35点(おそらくは30点)に変えることです。1日の勉強においても、試験勉強とは、勉強時間6時間を過去問の得点に変えることです。
もう一つ金額という数字があります。時間を得点に効率的に変えるためには、公務員講座を購入したり、金額を費やさないといけません。公務員講座の受講とは、時間を買っていることなのです。そして、ここで買える時間は、勉強を効率化する時間=日常の勉強時間とともに、本試験での解答時間でもあるのです。

試験では得点が第一です。しかし、試験では失点もします。失点自体は怖くありません。その失点に何分使ったかという時間の側面も合わせて考えるのが大事です。本試験は極端に時間が少ないです。試験は「時間の奪い合い」なのです。30秒のマイナス1点は痛くありません。5分のマイナス1点は痛いです。マイナス1点が痛いのではなく、マイナス5分が痛いのです。

試験は時間を得点に変えることですから、普段の勉強でも、勉強時間1時間あたりどれだけ効率的に得点できるか、を緻密に考えないといけません。ミクロ経済の限界費用=限界収入みたいな概念です。
時間を有効に活用するようにしましょう。
24時間365日は、皆平等です。

 

【中島講師 プロフィール】
94年7月外務I種最終合格。国家I種経済職も1次合格していたが、外務I種合格により辞退。
外務省は4年勤務、アラビア語研修を命ぜられ、中近東第1課、エジプト大使館に勤務。諸事情により任期途中で日本に戻り人事課等に勤務。
2001年より公務員試験講師。延べ2400回の授業、24000人の学生に講義。
主な著作:「受験ジャーナル直前対策ブック 暗記科目の語呂合わせカード」、「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社)

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