「公務員を進路の選択肢にしてみよう」~元公務員講師のコラム~

就活をすれば試験勉強は不要です。
それなのに、なぜわざわざ公務員試験を受験するのだ。

周りの人に言われたりします。
ただ、最近はずいぶん多くの自治体がSPI試験で受験できるようになっています。倍率が非常に高い場合が多いですが、就活と同じ準備で公務員試験を受験できることができます。

受験の手間という意味で、民間と変わらない自治体も増えていますし、仕事の中身も公務員は面白いです。
民間企業がどうしても、自社の利益ありきなのに対して、問題自体に取り組めるのが、公務員の面白いところです。
日本という国や、自分の住んでいる地域を少しでもよい所にする、というのははっきりした仕事の目標です。

バブルや今の就活で会社に入った方は、同僚が多いです。つまり、社内に競争相手が多いということです。そしてバブル期に入社した方は、社外の状況もいわゆる失われた10年、20年で、厳しい状況にありました。事によっては、40代くらいから肩たたきということにもなりかねません。
公務員にはこういったことは無縁です。私の同級生は銀行にたくさん就職しましたが、全員会社名が変わりました。公務員は、大阪府、大阪市は別ですが、国、自治体はずっと存続します。自分のいた組織が無くなるということもありません。

民間の就活をされている方も、SPIの自治体で興味があるところがあれば、気軽に受けてみて下さい。

 


【中島講師 プロフィール】
94年7月外務I種最終合格。国家I種経済職も1次合格していたが、外務I種合格により辞退。
外務省は4年勤務、アラビア語研修を命ぜられ、中近東第1課、エジプト大使館に勤務。諸事情により任期途中で日本に戻り人事課等に勤務。
2001年より公務員試験講師。延べ2400回の授業、24000人の学生に講義。
主な著作:「受験ジャーナル直前対策ブック 暗記科目の語呂合わせカード」、「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社)

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