公務員試験の合格までにどれくらいお金がかかるかは、皆さん気になると思います。
まずは、予備校や学内講座に通うとなると、その費用の出費は必須となります。
独学の方は、出費はその分少なくて済みます。
また、予備校や学内講座の方は、教材も配布されるかもしれませんが、過去問集や参考書等を別途購入しなければいけないです。
参考書としては、地図帳、速攻の時事、公務員試験六法等が挙げられます。
そして、できたら私の本の「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」も(^_^)。
基本的なスタンスとしては、合格のための出費を惜しんではいけません。
飲み会や娯楽等に使うお金は一時のためのお金なのに対して、勉強に関する出費は、自己の将来や未来の家族のための投資です。
ブックオフやamazon等、費用を安く抑える方法もありますが、最新のものを購入した方がいいでしょう。
そして、模擬試験(模試)も受けた方がいいでしょう。
予備校や学内講座の方はセットになっているかもしれませんが、他の予備校の模擬試験も受験した方がいいです。
対外試合の経験を積むようにしましょう。
模試は普段の過去問の演習ではできない、初見の問題を2時間で50問解くというまたとない機会なので、ぜひ受験して下さい。
また日々の生活費や文房具代等も、広い意味で試験勉強にかかるお金と言えるかもしれません。
本試験を受験する際の交通費や場合によっては宿泊費、スーツ代等も考慮に入れる必要があるかと思われます。
家計を節約する一番の方法は、試験勉強、ダイエットと同じで、記録することです。
スマホのアプリで家計簿があるので、これを使うのがいいでしょう。
私も家計簿のアプリを使っていますが、お店で買い物する度に、スマホで記録をつけるだけで、毎月支出を分析してくれるので、家計の管理に非常に有益です。
学内講座や予備校の方は、講座のお金を払ってこれで出費は終わりだと思われるかもしれませんが、いろいろと物入りなので、余裕を持って資金を準備しておいて下さい。
【中島講師 プロフィール】
94年7月外務I種最終合格。国家I種経済職も1次合格していたが、外務I種合格により辞退。
外務省は4年勤務、アラビア語研修を命ぜられ、中近東第1課、エジプト大使館に勤務。諸事情により任期途中で日本に戻り人事課等に勤務。
2001年より公務員試験講師。延べ2400回の授業、24000人の学生に講義。
主な著作:「受験ジャーナル直前対策ブック 暗記科目の語呂合わせカード」、「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社)