「面接は目上の人とのコミュニケーション」~元公務員講師のコラム~

皆さんは年代の違う方とのコミュニケーションを取っていられるでしょうか。
ゼミの教官や教授、先輩、後輩、アルバイト先の上司、ボランティアでのお付き合い等。
そういったコミュニケーションが面接で役に立ちます。

面接のポイントは目上の人とのコミュニケーションです。
顔も名前も知らない面接官と、30分間社会の常識に従って会話ができるかどうか、これが求められます。
「年上の人と会話をして、勉強させてもらおう」という謙虚な心持ちが面接の成功につながります。

面接のコミュニケーションのポイントとしては、感謝の意を示すことだと思います。
面接官は実務で非常に忙しい人達です。わざわざ皆さんのために時間を割いて、面接に臨んでおられるのです。
その面接官に、「私は~で働きたい。今日は~で働いている人と実際に話ができて有意義でした。本日はありがとうございました」。
本心から「ありがとう」と言えるかどうか。点数欲しさの「ありがとう」と本心の「ありがとう」は評価が違います。
心からの「ありがとう」を面接官に届けて下さい。

 

【中島講師 プロフィール】
94年7月外務I種最終合格。国家I種経済職も1次合格していたが、外務I種合格により辞退。
外務省は4年勤務、アラビア語研修を命ぜられ、中近東第1課、エジプト大使館に勤務。諸事情により任期途中で日本に戻り人事課等に勤務。
2001年より公務員試験講師。延べ2400回の授業、24000人の学生に講義。
主な著作:「受験ジャーナル直前対策ブック 暗記科目の語呂合わせカード」、「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社)

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