「予想外を予想する」~元公務員講師のコラム~

試験勉強中や本試験中に備え、何かと予測を立てるということをなされると思います。
シナリオ通りに事が運べば、それに超したことはありません。
ただ、何かと予定外のハプニングが起こります。
これに対処するためには、予め予想外のことも起こるものだと、予想しておくことです。

予想外を予想するというのは、伊藤塾の伊藤真塾長の言葉です。
本試験中に、試験開始時間が突然10分間ずれてしまった等、そういった時に、「予想外が起こった」と予め予想しておくことで、対処できます。
何らかのアクシデントは起こるということ、そしてそれを予期しておいてシナリオに遊びを作っておくと、余裕が生まれるでしょう。

しかし、このコロナウィルスは予想できなかったことでしょう。
いくら、予想外を予想するといっても、この規模の変動は予想は難しいでしょう。
将棋の羽生さんも、「どんなにAIを使っても、頭のよい人でも、この先どうなるか予測は難しい。わからないという意味では、皆同じなのだ。」ということを言われています。
公務員試験の中止はないと思いますが、延期等ありうるシチュエーションは予期しておきましょう。
皆、条件は同じです。
あなただけ不利、ということはありませんから。

 

【中島講師 プロフィール】
94年7月外務I種最終合格。国家I種経済職も1次合格していたが、外務I種合格により辞退。
外務省は4年勤務、アラビア語研修を命ぜられ、中近東第1課、エジプト大使館に勤務。諸事情により任期途中で日本に戻り人事課等に勤務。
2001年より公務員試験講師。延べ2400回の授業、24000人の学生に講義。
主な著作:「受験ジャーナル直前対策ブック 暗記科目の語呂合わせカード」、「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社)

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