サッカーやバスケットを観戦しに行くことがあります。
サッカーで言えばPK、バスケットで言えばフリースロー。
簡単に入りそうに思えるのですが、思ったより外れることがあり驚きます。
フリースローは3点シュートより簡単なのに、3点シュートを決める選手が外すので、驚きです。
プロのテクニックをもってしても、外れるのです。
Pkやフリースローの成功率は80%くらいだそうです。
つまり、プロでも20%は外してしまうのです。
普段の練習通りのプレーを、試合でもできるようなメンタルの強さが求められるのでしょう。
試験でも、知識やテクニックもさることながら、まずその土台として自分の能力を100%発揮できるメンタルが大切だということです。
試験のメンタル面は言っても言っても、言い尽くされることはないくらい重要です。
このことに気づいていない受験生は多いです。
ということは、メンタル面に少しでも気をつければ、大きくリードできます。
メンタル面としては、いかに没頭できるかが重要だと思います。
試験問題を解いている間は、他のことを忘れて、試験問題と一体化する。
不安という観念が入らない域に達するということです。
【中島講師 プロフィール】
94年7月外務I種最終合格。国家I種経済職も1次合格していたが、外務I種合格により辞退。
外務省は4年勤務、アラビア語研修を命ぜられ、中近東第1課、エジプト大使館に勤務。諸事情により任期途中で日本に戻り人事課等に勤務。
2001年より公務員試験講師。延べ2400回の授業、24000人の学生に講義。
主な著作:「受験ジャーナル直前対策ブック 暗記科目の語呂合わせカード」、「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社)