重要だけれども、なかなか覚えられない江戸時代三大改革with田沼政治の語呂合わせです。
京都、高松、天然水
京=「享」保の改革
都=「と」く川吉宗
た=「田」沼政治
か=「か」ん政の改革
松=「松」平定信
天=「天」保の改革
水=「水」野忠邦
三大改革with田沼政治の人物名と順番が覚えられます。
この順番で覚えて下さい。
三大改革は士農工商の農の振興を主な内容とします。
一方、田沼意次の田沼政治は士農工商の商の振興を主な内容とします。
したがって、四大改革とは呼ばず、田沼政治だけ別扱いにします。
将軍自らの改革が享保の改革です。
吉宗は暴れん坊将軍ではなく、「米将軍」と呼ばれます。
バブルっぽいのが、田沼政治です。
ロシアとの貿易や印旛沼、手賀沼の開発等をします。
しかし、天明の大飢饉や浅間山の噴火等が起こります。
災害、飢饉に備えるというのが寛政の改革です、
また、田沼政治で風紀が乱れていたので、禁止が多い、お堅いという特徴があります。
天保の改革は覚えることは3つだけです。
まず、天保の改革を覚えましょう。
人返しの法(都市に来た農民は、農村に帰す)
株仲間の解散(物価引き下げ、商人の直接統制)
上知令(じょうちれい、あげちれい 江戸、大坂周辺の直轄化)
覚え方は、「人」に「株」「あげ」る、です。
日本史の江戸時代も頻出の一つなので、この語呂合わせで攻略の一歩として下さい。
【中島講師 プロフィール】
94年7月外務I種最終合格。国家I種経済職も1次合格していたが、外務I種合格により辞退。
外務省は4年勤務、アラビア語研修を命ぜられ、中近東第1課、エジプト大使館に勤務。諸事情により任期途中で日本に戻り人事課等に勤務。
2001年より公務員試験講師。延べ2400回の授業、24000人の学生に講義。
主な著作:「受験ジャーナル直前対策ブック 暗記科目の語呂合わせカード」、「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社)