「公務員試験職種の特徴 その4(警察事務、裁判所事務官)」~元公務員講師のコラム~

今回は警察事務から。
名前の通り、警察なのか行政なのか、どちらなのか。
なぜ。警察の事務なのかというのを、はっきりとPRしなければいけません。
いわゆる縁の下の力持ちですから、この点自分の適性を主張することです。
縁の下の力持ちは、公務員受験生の自己PRのあるあるベスト3くらいには入るので、いかにアピールするか工夫して下さい。

次は裁判所事務官です。
行政と司法の大きな視点が求められます。
裁判所なので、当然司法の一員です。
裁判官の黒子として行動することが、求められます。
アシスタントとしての適性があるかが問われます。
事務処理能力も必須です。
裁判所事務官も専門的な仕事なので、専門性をアピールしたいところです。
スペシャリスト的適性を表すエピソードを探しましょう。

 

【中島講師 プロフィール】
94年7月外務I種最終合格。国家I種経済職も1次合格していたが、外務I種合格により辞退。
外務省は4年勤務、アラビア語研修を命ぜられ、中近東第1課、エジプト大使館に勤務。諸事情により任期途中で日本に戻り人事課等に勤務。
2001年より公務員試験講師。延べ2400回の授業、24000人の学生に講義。
主な著作:「受験ジャーナル直前対策ブック 暗記科目の語呂合わせカード」、「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社)

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