「△を使いこなせ」~元公務員講師のコラム~

公務員試験の本試験でわからない知識が出てきたときに、そのわからないことを「わからない」と、正確に判断する必要があります。
これを「わからない」のに、○なのか×なのかと決めつけてしまうと、誤り(0点)の原因となります。
「わからない」ことを△と「正確に」判断しなければいけません。

△も立派な判断です。△を怖がってはいけません。たとえ4本の選択肢がわからなくて、△が4つ付いたとしても、残りの1つの選択肢が○だと判断できれば、その問題は正解できます。また、△が2つで、残りの3つが×だと判断できれば、二択のパターンです。△が1つで、残りの4つが×ならば、1つの△が正解です。
大事なのは、○か×かを10の確実な知識で正確に判断することで、これは過去問に出たか出ていないかで、判断できると思います。
知識の量でなくて、質が大事です。過去問に出たという事実に基づいた正確なくっきりした、良質な知識を維持して下さい。

本試験や模試で、△を使いこなせているかどうか、確かめて下さい。もっと発展していくと、確信は持てないけど多分○だろう(△○)、おそらくだが多分×だろう(△×)、といった五段階で判断するのも、ありうる解法です。
単なる○△×の三段階より、一層緻密な選択肢の比較が可能となります。できれば、五段階で解答されることをお勧めします。

 

【中島講師 プロフィール】
94年7月外務I種最終合格。国家I種経済職も1次合格していたが、外務I種合格により辞退。
外務省は4年勤務、アラビア語研修を命ぜられ、中近東第1課、エジプト大使館に勤務。諸事情により任期途中で日本に戻り人事課等に勤務。
2001年より公務員試験講師。延べ2400回の授業、24000人の学生に講義。
主な著作:「受験ジャーナル直前対策ブック 暗記科目の語呂合わせカード」、「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社)

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