面接カードの記載で、抽象論に終始する人は数字を書いてみるといいと思います。
単に、コンビニでアルバイトしたでなく、2年間週4日1日3時間、アルバイトが7人いるコンビニでアルバイトした、と書くと記述が具体的になります。
趣味・特技のところでも、単に読書と書くのでなく、1月に1冊新書を読むと、数字を書けば具体的になります。
単なるテクニックですが、数字で考えれば面接官も想像しやすいので、よいのではないかと思います。
私も面接カードで海外旅行と書くのではなく、9カ国88日間にわたる個人旅行と書きました。
普段の勉強でも、数字で考えたいです。テキスト1ページ読むのに何分かかっているか、過去問1問こなすのに何分かかっているか、シビアに数字化していきましょう。
1時間あたり何ページこなしているか、何問こなしているかも測定しましょう。
1週間にできる総勉強時間を想定して、1週間で何ページ、何問こなせるかを把握しましょう。
本試験までの総時間を計算して、今日何ページ、何問こなさなければいけないのか、逆算しておきましょう。
数字とうまくつきあいましょう。
【中島講師 プロフィール】
94年7月外務I種最終合格。国家I種経済職も1次合格していたが、外務I種合格により辞退。
外務省は4年勤務、アラビア語研修を命ぜられ、中近東第1課、エジプト大使館に勤務。諸事情により任期途中で日本に戻り人事課等に勤務。
2001年より公務員試験講師。延べ2400回の授業、24000人の学生に講義。
主な著作:「受験ジャーナル直前対策ブック 暗記科目の語呂合わせカード」、「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社)