本気を出すとよく言いますが、本気を出すってどういうことですか。
本気っていつの間にか出ているものじゃないでしょうか。
明日から本気を出すとか言いますが、それで本当に明日から本気を出せる人っていますか。
本気というのは未来に出すというよりは、今日もうすでに出ているという性質のものじゃないでしょうか。
公務員試験で言えば、「今日は数的処理5問しかできなかった…」。
しかし、それがあなたの本気なのです。その数的処理5問分の本気を明日如何に増やしていくかが、問題なのでしょう。
今日出せない本気は、明日も出せません。
明日から本気を出すと言う前に、今日何をしたか、何ができるかを問うていきましょう。
暑かったり、寒かったり。
日本の気候は多様ですね。
季節は移ろうもの。
勉強は変わらず続けていきましょう。
【中島講師 プロフィール】
94年7月外務I種最終合格。国家I種経済職も1次合格していたが、外務I種合格により辞退。
外務省は4年勤務、アラビア語研修を命ぜられ、中近東第1課、エジプト大使館に勤務。諸事情により任期途中で日本に戻り人事課等に勤務。
2001年より公務員試験講師。延べ2400回の授業、24000人の学生に講義。
主な著作:「受験ジャーナル直前対策ブック 暗記科目の語呂合わせカード」、「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社)