これから本試験までどのように勉強が進行するをお話しします。
10月~12月までは、公務員講座後半戦です。取りあえず、授業にはついて行きましょう。周りは就活等でそわそわしますが、周りに流されないように。自分の道を行きましょう。自治体等が説明会をします。出席して、情報は自分でgetしましょう。
12月~1月は冬休みです。受験生にクリスマス、正月はないです。一生で一番の勉強をしましょう。
1月~2月は学年末試験。単位は要領よくgetして、公務員試験に集中できる態勢を整えましょう。
2月~3月は直前期授業です。ここまで、最後まで出席した先輩は、筆記試験は何とかなっています。面接、集団討論、論作文、時事等の2次対策も本格化させましょう。筆記が終わってからの2次対策だと、間に合いません。
4月~本試験までは追い込みです。ここで、自分の残りの人生80年が決まります。以降は新しい知識は増えない、仕上げの段階です。この直前期で、実力は倍になります。暗闇に電気が点くように、いろんな科目間の論点のつながりが分かります。ここでも、周りに流されないように。就活では内定が出た等、そういうなかで公務員試験に集中するのは、勇気が要りますが、合格には我慢が必要です。
私も公務員試験勉強中は、一切就活はしませんでしたが、直前期のこの決断が、試験合格という結果に結びついたと思います。
困ったら、学内のキャリアサポート、予備校、講師等に気軽に相談しましょう。悩みを一人で抱え込まないように。
【中島講師 プロフィール】
94年7月外務I種最終合格。国家I種経済職も1次合格していたが、外務I種合格により辞退。
外務省は4年勤務、アラビア語研修を命ぜられ、中近東第1課、エジプト大使館に勤務。諸事情により任期途中で日本に戻り人事課等に勤務。
2001年より公務員試験講師。延べ2400回の授業、24000人の学生に講義。
主な著作:「受験ジャーナル直前対策ブック 暗記科目の語呂合わせカード」、「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社)