「二択は深入りせず、最後に廻せ」~元公務員講師のコラム~

解法的なことを書きたいと思います。

試験中、「2番か4番かどっちか?」といういわゆる二択の状況によく陥ります。
「2か4か・・・(30秒経過)・・・わからない、4にしとこ・・・(30秒経過)えい4だ、次」「(次の問題でも)さっきは、やっぱり4だよな・・・」

これは、ダメなパターンです。
仮にこの人が正解したとしても、二択で迷ったために1分余計に使っていることを忘れてはいけません。また、次の問題を解く際にも、迷いを引きずっており、心理的にも不利です。

二択は深入りしないこと。せいぜい15秒くらいと思った方がよいです。15秒考えてわからなかったら、番号の小さい方にマークする等自分でルールを作って、先へ急ぐことです。
このやり方でも、50%の確率で1点を手にしているし、ここで稼ぐ1分が大きいです。また最後になれば、頭も冷静になって二択から正解が選べる可能性が高くなります。

学内講座のカリキュラムで二択になるということは、過去問以外とか未出、難解な問題が多いでしょう。そういう問題では、合否は決まりません。過去問レベルができるかできないかで、合否は決まります。
試験中は二択が非常に気になるでしょう。人間の心理もそういうものです。ただ、そこはこらえて、二択は深入りせず15秒くらいでスルーして、最後に廻して考えてみて下さい。

 


【中島講師 プロフィール】
94年7月外務I種最終合格。国家I種経済職も1次合格していたが、外務I種合格により辞退。
外務省は4年勤務、アラビア語研修を命ぜられ、中近東第1課、エジプト大使館に勤務。諸事情により任期途中で日本に戻り人事課等に勤務。
2001年より公務員試験講師。延べ2400回の授業、24000人の学生に講義。
主な著作:「受験ジャーナル直前対策ブック 暗記科目の語呂合わせカード」、「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社)

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