防衛省・自衛隊(予備自衛官補)
- 所在地
- 全国(陸自:約163コ駐(分)屯地)、海自:約31コ基地、空自:約73コ基地
- 予算規模
- 約5.4兆円(令和4年度)
- 職員数
- 247,154人(令和4年3月31日現在)
社会人や学生といった自衛官未経験者が予備自衛官となるための制度
「予備自衛官補」は、それぞれ職業等に従事しながら「予備自衛官」になるための教育訓練を行います。
また、「予備自衛官」は災害派遣などの際には自衛官となって後方支援、国民の保護のための措置などを行います。
魅力・PRポイントはここ!
無理のない教育訓練カリキュラム
予備自衛官補の教育招集訓練履修日数は、一般公募は3年以内に50日、技能公募は2年以内に10日ですので、各々の職業や学業の都合に合わせた訓練への参加が可能です。
また、各教育訓練は段階的に順次履修可能です。
自らのスキルを国の力へ還元
「予備自衛官補」には一般公募と技能公募に分かれています。
一般公募は18歳以上34歳未満であればどなたでも応募可能です。
技能公募は18歳以上53~55歳未満で、語学、医療技術、整備など特定の国家免許資格などを有していれば応募可能であり、予備自衛官としてその能力を活かすことができます。
充実した手当や補償
教育訓練招集に応じると日額8,500円の手当てが支給される他、ご自宅から教育訓練実施駐屯地までの交通費を支給します。また、教育訓練招集間に発生した公務に起因する災害(負傷、疾病、傷害など)については、現役の自衛官と同様、本人またはその遺族に対し補償を行います。
こんな方に来てほしい!
自衛官という職業の本質的な魅力である国防や「人を守るというやりがい」に共感する一方で、自衛官という職業はハードルが高いと思っている方や、自分の国家資格などの技能を活かしたいと思っている方はぜひご応募ください。
予備自衛官として必能な知識やスキルについては、段階的かつ充実した教育により養っていくことができるので心配はありません。
先輩職員からのメッセージ
予備自衛官補(一般)採用 予備自衛官補 榎本 衣里
東日本大震災の時、被災者を救助する自衛官の姿を見て、自分も人の力になりたいと思い志願しました。高校卒業後すぐに訓練に参加したので全てのことが勉強になり、心身の鍛錬になりました。現在は看護学校に通っています。将来的には看護学校で学んだことを活かし、隊員の健康面を支える自衛官になりたいと考えています。
予備自衛官補(一般)採用 予備2等陸士 鎌田 悠也
将来の選択肢や視野を広げるため、学業と並行して自衛隊を知ることができる予備自衛官補に志願しました。ここでしかできない経験が沢山あり、国を守る自衛官の一員であることに誇りが持てます。将来は自衛官を目指しており、高校生の頃にテレビや新聞、雑誌を通し抱いた自衛官の「興味」が予備自衛官補の訓練を体験することで「目標」へと変わりました。
予備自衛官補(技能)採用 予備3等陸曹 高島 佳歩
海外や被災地での自衛隊の活躍を見聞きし、世界平和へ貢献することに憧れていました。ホームページで予備自衛官制度を知り、特技の英語を活かせると思い応募しました。予備自衛官として通訳などの任務について活躍したいと思います。社会に貢献しながら自分を磨くことができる良い機会ですのでぜひチャレンジしてみてください。
採用担当者より
「国家・国民のために力を使いたい、貢献したい。」
そのように思っている方にとって、予備自衛官制度はピッタリの制度です!
予備自衛官になるためには、予備自衛官補として教育訓練招集に応じなければなりませんが、各々のご都合に合わせて出頭日を調整できる他、体力や技能に自信がなくても段階的な教育訓練により、それらを身に着けていくことが可能です。
また、予備自衛官補として普段経験しないような訓練に参加したり、一緒に訓練に参加するさまざまな職業の方と知り合うことは、一社会人として視野を広めたり、自分を磨くことができる良い機会です。
インターンシップ・ボランティア等
インターンシップ情報
自衛官の仕事を体験するインターンシップや職場見学は、各都道府県に所在する自衛隊地方協力本部(通称「地本」)において随時開催しています。
各地本HPにてご確認ください。
自衛官募集ホームページ 地方協力本部
ボランティア情報
過去の予備自衛官の災害派遣における従事実績
〇令和2年7月豪雨(令和2年7月7日~23日)
活動人員:100名
〇新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための救援(令和2年2月14日~3月11日)
活動人員:10名(技能公募のみ)
〇台風19号がもたらした災害対応(令和元年10月18日~11月9日)
活動人員:53名
試験の特徴
募集予定職種(「技能」公募のみ)
- 語学・国際
- 電気
- 建築
- 救急救命士
- 医師
- 看護師
- 歯科衛生士
- 薬剤師
- 臨床検査技師
- 臨床工学技士
- 理学療法士
- 作業療法士
- 保育士
- 栄養士
- その他(整備、システム防護、通信、法務、人事、船舶、細部はこちらを参照
受験資格
【一般】
- 自衛官未経験者(自衛官であった期間が1年未満の者を含む)
- 18歳以上34歳未満の男女
【技能】
- 自衛官未経験者(自衛官であった期間が1年未満の者を含む)
- 18歳以上で、保有する技能に応じて53歳~55歳未満の男女
採用の流れ
受験申込(Webエントリー又は各地本事務所において対面申し込み)
【試験内容】
- 共通:口述試験、適性検査、身体検査
- 一般:教養試験、作文
- 技能:小論文
【合格発表】
志願した地方協力本部への掲示及び本人宛通知(合格者のみ)
↓第1回試験
【志願受付期間】
1月10日(火)~4月6日(木)
【試験期日】
4月8日(土)~4月23日(日)
(いずれか1日を指定されます。)
【合格発表】
5月31日(水)
【教育訓練開始時期】
令和5年7月以降
↓第2回試験(第1回試験の採用状況により、実施しない場合があります。)
【志願受付期間】
6月1日(木)~9月21日(木)
【試験期日】
9月23日(土)~10月9日(月)
(いずれか1日を指定されます。)
【合格発表】
11月9日(木)
待遇について
諸手当 |
- 教育訓練召集手当 日額8,500円を支給
- 支給総額(税込) 一般:425,000円/3年
技能:85,000円/2年
- 教育訓練召集旅費
教育訓練召集に応じて教育訓練に参加する場合、自宅から出頭先までの交通費を支給
|
身分等 |
- 非常勤の特別職国家公務員
- 教育訓練召集間の食事、宿舎、使用する作業服等は官側で支給
|
教育訓練実施場所 |
真駒内、多賀城、武山、大津、松山、久留米、国分駐屯地のいずれか |
教育訓練日数 |
一般:3年以内に50日
技能:2年以内に10日 |
勤務時間 |
教育訓練招集間 8:15~17:00(地域差あり)
(予備自衛官後の招集命令の場合はその限りではありません。) |
健康管理 |
教育訓練招集間は、自衛隊内の医務室や自衛隊病院等の利用可能 |
災害補償 |
教育訓練招集中の公務上の災害に対する補償は、自衛官と同等 |
過去の採用実績
令和4年度
その他データ
問合せ先
各県に所在するお近くの自衛隊地方協力本部までお問い合わせください。
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