国立大学法人「等」グループって?
私たちは近畿地区にある国立の大学、高等専門学校、共同利用機関、美術館、博物館など27の機関で構成されたグループです。
現在はそれぞれ独立した組織ですが、もともと国の機関だったこともあり、合同で職員の採用活動を行っています。

魅力・PRポイントはここ!
公務員のようで公務員ではありません
国立大学の職員というと公務員なのかな?と思われるかもしれませんが、平成16年の法人化後、職員の身分は「国家公務員」から「法人職員」へ変わりました。公務員ではなくなったことにより各種規制が緩和され、例えば産学連携を行いやすくなるといった新たな取組につながるような変化が生じています。
一方、公益性、公共性が高い仕事ということから待遇は国家公務員と同等であり、守秘義務が課せられるなど公務員に近い性質も併せ持っています。
あなたを活かすフィールドがあります
国立大学法人等は、教育、研究、地域貢献、文化・芸術振興を通じて社会の発展に寄与するという公共的な役割を担っています。事務・図書・技術職員は各機関の社会的使命を果たすために、世界に通用する人材の育成、日本を代表する研究の支援、調査研究成果の発信等に直接的、間接的に携わり、日々業務に取り組んでいます。
<技術>専門知識を活かして教育研究活動をサポート
技術職員は、自身の専門知識を活かしてキャンパス環境の整備や教員・学生の教育研究活動のサポートを行う職員です。国立大学法人等は近年、組織の特性を活かした運営が求められるとともに、教育・研究分野の学際化により、既存の分野にとらわれない発想力が必要とされています。みなさんがこれまでの学業や就業経験で得た知識と技術を活かして、社会的使命があり公共性の高い仕事にチャレンジしてみませんか?
こんな方に来てほしい!
業務説明会の場で、「出身大学ではないんだけど・・・」「私立大学出身なんだけど・・・」といった参加者の方の声を聞くことがありますが、応募にあたって出身校を気にする必要は一切ありません。
選考において出身校の有利不利はなく、実際に多くの私大出身者が勤務をしています。その他にも大学を中退した人や高専出身者、転職者など職員のバックグラウンドは様々で、本当の意味で人物重視・能力重視の採用を行っています。
日本の高等教育、学術振興に興味のある方はぜひホームページなどで私たちの業務について調べてみてください。組織に新しい風を吹き込んでくれるであろう活力のある人物を求めています。
先輩職員からのメッセージ
大阪大学 共創推進部産学共創課産学企画係 田村 美樹
大学職員は、学生支援や研究支援、総務など幅広い業務に携わることができます。私は採用後、社学連携・産学連携に関する業務に携わり、シンポジウム等の企画・運営や、自治体と企業との連携支援業務等を経験し、様々な形で「社会貢献」に繋がる仕事に関わることができ、大変やりがいを感じています。
なかでも、新しい取組として広報誌の発行を提案し、教員とともに試行錯誤しながら作り上げた経験が印象に残っており、異なる立場の者が協力し、広い視野で1つの仕事を進められるところに、大学職員ならではの面白さがあると感じました。
大学での多様な業務を通して、きっとたくさんの発見が待っていると思います。皆さんと一緒に仕事をできる日を心から楽しみにしています。
(※所属は取材時のものです。)
神戸大学 附属図書館情報管理課情報システム係 松村 友花
図書館の業務は多岐に渡り、やりがいの多い仕事です。選書やカウンターでの本の貸出・返却といったいかにも図書館らしい仕事もあれば、学外のタスクフォースに所属して業務支援を行うこともあります。神戸大学附属図書館にはいわゆる中央館が存在せず、分野ごとに分かれた9館が7キャンパスに点在しているため、館や係の枠組みを超えて動くワーキンググループの活動を活発にすることで、全館的に取り組む業務や課題などにも対応しています。自分からやりたいことを提案・企画していくこともできますし、わからないことがあれば先輩方に聞いたり研修を受けさせてもらったりといったことがやりやすい環境です。文理問わず活躍できる場があり、様々な方に来てほしいです。
(※所属は取材時のものです。)
京都大学 医学部附属病院経理・調達課施設管理掛 前田 恵輔
施設系技術職員の主な仕事は、建物や屋外空間など、大学のハード面の整備です。担当する業務は所属部署によって異なりますが、計画・予算・設計・工事監理など、完成までの各段階に関わることができます。建物用途も、研究棟・図書館・病院・学生寮など多岐に渡ります。
大学に就職した頃、改修工事で担当した建物は、帝国大学時代に建てられた天文台でした。歴史ある建物で最先端の教育・研究がなされているという、大学ならではの迫力に触れ、感動したのを今でも覚えています。大学で働きたいという方には、単純に大学という場所が好きだという方も多いと思います。私もその一人です。そんな同じ想いの人と仕事ができることを、楽しみにしています。
(※所属は取材時のものです。)
採用担当者より
当グループでは新卒採用・中途採用といった区別をせず、新卒・既卒一括での採用活動を行っています。詳しい応募資格は試験案内が解禁されてからご確認いただく必要がありますが、30歳までの方であれば学歴・職歴等を問わず受験が可能です。
第一次試験の筆記試験は、地方公務員や国家公務員一般職の教養試験と同等の内容となっていますので、それらの対策をしたり市販の問題集で対策したりする方が多いようです。
一次試験合格後は各機関で面接を中心とした第二次試験となりますので、日本の高等教育や学術の発展、芸術振興に寄与したいという熱意をアピールしてください!