防衛省・自衛隊（自衛官候補生）
- 所在地
- 全国（陸自：約163コ駐（分）屯地）、海自：約31コ基地、空自：約73コ基地
- 予算規模
- 約5.4兆円（令和4年度）
- 職員数
- 247,154人（令和4年3月31日現在）
技術と体力を一心に磨く任期制自衛官
「自衛官候補生」は、陸上自衛官は1年9か月、海上・航空自衛官は2年9か月を任用期間として勤務する採用制度です。
任用期間内は職務を通じて技術と体力を磨きつつ、それらに関係する資格取得も目指せます。
魅力・PRポイントはここ！
柔軟な進路選択
入隊後、教育隊において自衛官として必要な基礎的事項についての教育訓練を受けた後は、部隊に配置され任期満了まで勤務することとなります。任期満了後は、民間企業に就職することもできますし、希望すれば任期を継続することも可能です。
また、選抜試験を経て部隊の中核である「曹」や各自衛隊のリーダーとなる「幹部」を目指すこともできます。
手厚い就職・進学支援
任期満了後、民間企業への就職を希望する場合、自衛隊の様々な就職援護施策を利用し、自衛隊新卒として民間企業などへの就職支援を受けることができます。
また、任期満了により退職予定の任期制自衛官に対して、予備校等による通信教育の活用により大学への進学を支援する制度や国内大学に進学する際に、学費を補助する制度もあります。
充実した手当・福利厚生
任期制自衛官として入隊後、任期中から退職まで、自衛官候補生手当、自衛官任用一時金、特例退職手当や勤務地、職種等に応じた地域手当、乗り組み手当等の充実した各種手当であなたをサポートします。
また、衣食住についても心配ありません。宿舎は基本的に無料で、栄養バランスのとれた食事や被服、寝具等も支給または貸与されます。
こんな方に来てほしい！
人の役に立つような仕事がしてみたい、進路選択で迷っている方、まずは自衛官候補生として一緒に働いてみませんか？
自衛隊員としての勤務や生活を通じて技術と体力を磨き、必要な資格を取得することにより、成長を実感するとともに、新たな道が拓け、自分の可能性を見出すことができます！
また、任用期間を通じて、自衛官という職業の本質的な魅力である「人を守る」ことにやりがいを感じたならば、「曹」や「幹部」を目指すことも可能です。
先輩職員からのメッセージ
第4高射群 1等空士 吉野 円
初めはどんな環境で働いているのか想像しづらく不安になるかもしれませんが、自衛隊はとても温かく、人間味あふれるところです。
一生懸命取り組みたい人、誰かのために頑張りたい人、ぜひ自衛隊入隊を考えてみてください。
私たちと一緒に頑張りましょう。
採用担当者より
みなさんは自衛官という職業についてどのようなイメージをお持ちでしょうか？
体力重視の単調できつい職業であったり、民間企業に比べ上下関係が極端に厳しい職業と思われているのではないでしょうか？
確かに、国防を担い人を守る職業である以上、体力・気力が必要な場面もありますし、規律正しい行動を求められることもあります。
しかしながら、決してそれだけではありません！今、体力に自信が無くても段階的な教育や訓練を通じて着実に力をつけることができますし、チームで仕事をしていくので互いに支え合う仲間として団結・協力しながら任務に取り組んでいます。
インターンシップ・ボランティア等
各都道府県に所在する自衛隊地方協力本部（通称「地本」）において随時開催しています。
各地本HPにてご確認ください。
試験の特徴
受験資格
日本国籍を有する18歳以上33歳未満の男女（32歳の者は、採用予定月の末日現在、32歳に達していない者）
採用の流れ
受験申込（Webエントリー又は各地本事務所において対面申し込み）
試験科目：筆記試験（国語・数学・地理歴史・公民（択一式）及び作文）、適性検査、口述試験及び身体検査により選考
（試験は通年実施していますので、詳細は各都道府県の最寄りの自衛隊地方協力本部にお尋ねください。）
※筆記試験及び適性検査実施要領・・・筆記による試験又はWeb試験
（どちらの要領で行うかについては各都道府県の最寄りの自衛隊地方協力本部にお尋ねください。）
選抜基準に達した方に、採用候補者名簿記載通知書を送付
採用候補者のうち、採用予定数に応じて、成績上位者から順に採用予定通知書を送付
陸海空各自衛隊教育隊入校
待遇について
| 基本給 |
自衛官候補生手当 月額：146,000円
2等陸・海・空士任官後の任給 月額：184,300円（高卒）／193,900円（大卒） 昇給年1回 |
| 諸手当 |
扶養手当、通勤手当、単身赴任手当、住居手当、地域手当、航海手当、乗組手当、航空作業手当、航空手当、災害派遣手当など各種手当
自衛官任用一時金（2士に任官時、221,000円）、任期満了時に支給される特例退職手当： 陸上自衛官 約216万円（４年勤務）、海上・航空自衛官 約250万円（5年勤務） |
| 賞与 |
期末手当・勤勉手当（6月、12月） |
| 休日休暇 |
週休2日制、祝日、年末年始、夏季休暇、年次有給休暇（年間24日）、代日休暇など
|
| 待遇・福利厚生 |
特別職国家公務員 |
| 勤務地 |
各都道府県の駐屯地または基地など |
| 勤務時間 |
8：15～17：00
（地域差あり、災害等対応時は規定の時間によらず勤務） |
| 教育・研修制度 |
陸海空各自衛隊の学校において職務に応じた教育・研修を実施 |
| 人事評価制度 |
年2回の業績評価及び年1回の能力評価を実施 |
| 資格取得支援制度 |
職務上必要な資格の取得のほか、任期満了予退職予定の自衛官に対し、技術・技能資格取得のための訓練や企業説明会などを行い、再就職を支援 |
昨年の実施結果
2021年度 採用人数
自衛官候補生 5350名（男子 4248名、女子 1102名）
その他データ
問合せ先
各県に所在するお近くの自衛隊地方協力本部までお問い合わせください。
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