「試験とは時間を得点に変えること」~元公務員講師のコラム~

試験の本質は、時間を得点に変えることです。
時間は誰もが24時間、365日持っていて平等です。
その時間という資源を、本試験の得点に変えることが試験です。

この時間には2つの意味があります。
まず一つめの意味は本試験の時間です。
2時間程度の時間です。本試験の2時間を、如何に合格点に変えるかが試験というものです。
もう一つの時間の意味は、試験勉強の時間です。
本試験で2時間を合格点に変えるために、解法や知識を習得すべく勉強しなければいけません。
その勉強時間も、広い意味で本試験の得点に関連します。

得点=f(時間)
本試験の得点は、時間を変数とする関数として表すことができます。
ここで、得点を最大化するためには、目の前の1時間を勉強して本試験で見込まれる得点を最大化しなければいけません。
単純な時間の量ではなく、時間の質が大事ということです。

またお金があれば、時間を効率良く得点に変えることができるでしょう。
予備校に通ったりとか、教材を買ったりとか。
しかし、お金がすべてではありません。
お金を払ったことによって得られる講義なり教材なりを、しっかり消化しなければいけません。
お金によって得られる講義、教材は努力を省力化してくれるかもしれませんが、ゼロにはしないということです。

 


【中島講師 プロフィール】
94年7月外務I種最終合格。国家I種経済職も1次合格していたが、外務I種合格により辞退。
外務省は4年勤務、アラビア語研修を命ぜられ、中近東第1課、エジプト大使館に勤務。諸事情により任期途中で日本に戻り人事課等に勤務。
2001年より公務員試験講師。延べ2400回の授業、24000人の学生に講義。
主な著作:「受験ジャーナル直前対策ブック 暗記科目の語呂合わせカード」、「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社)

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